リチウムイオン電池 三元系【日本コークス工業株式会社】

リチウムイオン電池 三元系


リチウムイオン電池(三元系)に興味のある方へ。スマートフォン、タブレットPC、EV車など私たちの生活の質を大きく向上させた製品はリチウムイオン電池なしでは成り立ちませんここでは電池の製造工程に沿って当社機器をご提案します。リチウムイオン電池(三元系)に興味のある方も、まずはご相談下さい。


■正極材の乾式製法でのご提案

<前処理>
混合前の前処理・水和物などの乾燥

~真空乾燥システム~
ppmオーダの乾燥、スラリー状態からの乾燥が可能。低温でムラなく乾燥します。


<混合>

~各種材料の精密混合~
短時間でムラのない混合を!各種材料の乾燥~混合までミキサ1台で処理することも可能


<複合化>

・粒子表面処理(表面コーティング・表面の活性化)
・メカノケミカル処理(焼成温度の低下・焼成時間短縮)が期待


<粉砕・分級>

~粗粉砕~微粉砕の2工程をファインミル1台で~
焼成後材料の粗粉砕・微粉砕処理を1台で!二次粒子を壊さず、解砕処理が可能。


この工程で使われる機種
・FMミキサ
・コンポジ
・アトライタ(乾式)
・ダイナミックミル
・ファインミル


■正極材の湿式製法でのご提案

<湿式粉砕>

~各種原料の微粉砕・分散処理~
クローズドシステム
湿式プロセス中を不活性ガス雰囲気にすることも可能。可燃性材料などの粉砕もお任せください!


<乾燥・造粒>
~スラリ原料の乾燥・造粒処理~
FMミキサ1台で!真空乾燥システム/乾燥・造粒処理が可能!


<粗粉砕 解砕・分級>
~粗粉砕~微粉砕の2工程をファインミル1台で~
焼成後材料の粗粉砕・微粉砕処理を1台で!二次粒子を壊さず、解砕処理が可能


この工程で使われる機種
・FMミキサ
・MSCミル
・SCミル
・ファインミル


リチウムイオン電池 三元系


■極板製造でのご提案

<複合化>
~活物質のコーティング黒鉛の球形化~
コーティング・球形化で付加価値をアップさせます


<バインダー追加 混合・混練>
~活物質のスラリー化高分散処理~
活材のスラリ化および高分散処理が可能!高粘度の処理物でも対応可能


<分散>
~活物質スラリの高分散処理|ビーズ径: 0.2~2.0mm~

・クローズドシステム
湿式プロセス中を不活性ガス雰囲気にすることも可能。可燃性材料などの粉砕もお任せ下さい!

・高粘度対応
セパレータによるビーズ分離。10,000mPa・sまで対応可能!


この工程で使われる機種
・コンポジ
・UMミキサ
・プラネタリミキサ
・SCミル

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■シリコン系負極材のメカニカルグライディングのご提案

~金属負極材料のメカ二カルグライディング処理~

結晶子サイズを微細化することで、電池サイクル特性の改善、電子伝導性向上および結晶子の割れ抑制が見込まれます


この工程で使われる機種
・アトライタ(乾式)
・アルケミ


■その他のご提案

・負極材の表面処理(FMミキサ)
・固体電解質材料の混合、分散処理(FMミキサ)
・正極材、負極材の微粉砕処理(SCミル、MSCミル、ファインミル)
・不活性ガス雰囲気での湿式超微粉砕処理(SCミル、MSCミル)
・不活性ガス雰囲気での乾式超微粉砕処理(ファインミル)


機器導入に関してのご相談から専門的な技術セミナーまで、様々なシチュエーションに対応します。技術情報には掲載していない情報もお伝えすることができますので、当社機器にご興味を持たれた方は是非お問い合わせください。


■このような方はご相談下さい

リチウムイオン電池(活物質、三元系、正極、正極活物質、正極材、炭酸リチウム、蓄電池、鉄、二次電池)に興味のある方

・リチウムイオン電池セパレータ、リチウムイオン電池セル、アルミナコーティングやエポキシ・アルミナ、ニッケルやリチウムイオン電池の製造工程に興味のある方


■高濃度フィラー樹脂混練のご紹介

2軸オープンロール機「ニーデックス」は押出機と比較し、高いフィラー濃度で混練が可能です。これによりフィラーを高配合したマスターバッチ製造が可能となり、希釈によるフィラー濃度の調整や均一な分散が行えるほか、ペレット化することでハンドリング性が大きく向上します。必要に応じ、当社FMミキサで原料を予め混合することも出来ますので、是非ご検討ください。


<アルミナ/エポキシ樹脂複合材料の作製>

熱伝導性材料は高分子材料をベースに熱伝導性の高いフィラーを添加した複合材料です。放熱シートや封止材など多くの用途が見込まれています。エポキシ樹脂にアルミナ粒子を添加したアルミナ/エポキシ樹脂複合材料を作製しました。処理量はMOS160型で約20~30kg/hrです。表面処理剤などの助剤を添加せずとも、空隙率を抑えつつ、アルミナ充てん率75~82vol.%の高濃度系の複合材料の作製が可能です。


<樹脂中のフィラー形状>

ニーデックスは強力なせん断力を有するため、複合材料中のアルミナ粒子の破壊が懸念されます。しかし、混練した複合材料中のアルミナ粒子の粒度分布は原料と差異が見られませんでした。さらに、電子顕微鏡写真からも、混練後のアルミナ粒子は結晶面が確認できるので、混練後のアルミナ粒子に大きな変化は見られません。また、アルミナ粉は摩耗性がありますが、ニーデックスでは耐摩耗対策としてロールに超硬溶射することも可能です。


<フィラーのなじみ性>
高濃度のフィラーを混練した複合材料では粘度が高くなる傾向があります。その結果、混練時に空気が巻き込みやすくなり、フィラー粒子の抜け落ちやフィラー粒子と樹脂との間に空気層が見られます。 そこで、シランカップリング剤などの表面処理剤を添加することで、樹脂のフィラーとのなじみ性が改善し、フィラーの機能が十分に発揮されます。アルミナ/エポキシ樹脂複合材料では熱伝導率の向上が見られました。また、本試験では、インテグラルブレンド法で表面処理剤を添加しましたが、事前にFMミキサなどを用いて表面処理を行うことも可能です。

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リチウムイオン電池(三元系)に興味のある方も、まずはご相談下さい。

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