プラント設計とは
プラント設計に興味のある方へ。先進のテクノロジーで、粉粒体処理業界を常にリードし続けてきた、当社の化工機事業。高性能流動式混合機「FMミキサ」や、超微粉砕機「アトライタ」など業界のスタンダードマシンをはじめ、混練機、分級機など、産業界のあらゆるニーズに応え、“モノづくり”を支えています。プラント設計に興味のある方も、まずはご相談下さい。
■粉粒体プラントについて
日本コークス工業の粉粒体プラントは60年のエンジニアリング実績から、高品質、低コスト、短納期に自信があります。お客様の設備計画段階から参画し適切なアドバイスを行なって、最適なプラントを具現化します。ビーズミル、ミキサを中心とした多くの粉粒体機器を独自技術で保有しているので、最適な機種選定から周辺技術までをトータルに提案することができます。多くの提案でお客様の目的を実現します
<プラント提案例>
・真空乾燥システム / 流動化させて均一な乾燥が可能
・PVCコンパウンド製造システム / 多数の実績。安心・安全でドライアップ
・エンプラ製造システム / 定量供給から輸送までお任せ
・電子部品原料粉砕システム /
シャープな微粒子に粉砕
・カラートナー製造システム / 美しい高分散と外添に最適
・金属粉粉砕・乾燥システム / 粉砕から乾燥まで自動運転で省力化
・磁性材料製造システム / ハード・ソフトフェライトの実績が多数
・茶葉粉砕システム / 石臼相当の色味で粉砕
・貼付剤製造システム / 高粘度ペーストを均一分散
・粉体塗料製造システム / 洗浄性が良く、少量多品種に最適
・乾式微粉砕システム / 連続的に1μ前後の微粉砕を生産
・連続スラリー化&粉砕システム /
省エネルギでスラリー化から微粉砕まで
・チョコレート製造システム / 滑らかな舌触りに微粉砕
・農薬製造システム / 薬品特性を引き出す工夫が多数
<プラント装置・設備>
1)エンジニアリング部門 調査計画
当社はお客様の設備投資の計画段階から参画して、プロセス評価、設備の適正規模等の技術検討など、お客様の企業化計画に対する適切なアドバイスを行います。
2)エンジニアリング部門 粉体技術センター 機種選定
当社は、企業化を目指すプロセスについて基礎データを把握するために、テスト機でのテストおよび処理物の分析等を行い、最適なプロセスを追求しお客様に提供します。
3)エンジニアリング部門
詳細設計部門 設計
設備の品質は設計で決定されます。 当社はプロセス設計、 ユーティリティ設計、 配管設計、 各種機器、 配管、 電気、 計装等の基本設計から詳細設計までを総合的に実施し、 最適な設備を提供します。
4)調達部門 品質管理部門 調達製作
機器調達の品質確保のために、当社はISO9001で認定された一貫したシステムで品質管理と工程管理を行います。また、調達先の製作技術、品質管理体制等を調査検討して最適なメーカーを選定します。
5)工事部門 安全管理部門 建設
据付工事、配管工事、電気・計装工事等の錯綜する仕事を一貫した管理体制の下で経験豊かな専門技術者が品質管理、工程管理、安全管理を総合的に行い、整然と効率的に建設工事を実施します。
6)エンジニアリング部門 試運転
設備が完成し、営業運転に入る前段階で性能等を確認・検証するために試運転計画書に基づき試運転を行います。豊富な経験を積んだエンジニアの立会いのもとにお客様のオペレータトレーニングをかねて実施します。
7)サンテック社 メンテナンス アフターサービス
メンテナンスは設備の機能・性能を維持し長期安定運転の確保と生産性向上のために必要です。当社のメンテナンスおよびアフターサービスは豊富な経験と設備を熟知した専門会社(サンテック社)が迅速かつ確実に行います。
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プラント設計とは
■メカノケミストリーについて
メカノケミストリー(Mechano-Chemistry)は、物質に粉砕などの機械的応力を作用させた際の結晶構造の変化によって生じる物理化学的性質 の変化を取り扱う学問分野です。特に、物質そのものや周囲の物質との相互作用による物理・化学的変化をメカノケミカル効果といいます。粉砕過程で、酸化・ 還元・分解・重合反応が起こり、腐食性、触媒機能、潤滑性、摩耗性、吸着性、濡れ性、強度などの機械的性質などが変化します。この効果を利用すると、様々 な材料の開発や改良、物質分離、処理プロセス開発などが可能であり、その応用は極めて広範囲と言えます。 以下には粉砕により発現するメカノケミカル効果に関して詳しくご説明します。
<メカノケミストリー>
メカノケミストリーとは、前記のとおり、物質に粉砕などの機械的応力を作用させた際の結晶構造の変化によって生じた、物理・化学的性質の変化になります。 粉砕の他、マイクロ波照射や液中での超音波照射などを物質(例、固体粒子)に作用すると、固体表面に機械的応力が作用し、その表面構造の変化を引き起こし 化学的に活性になります。その結果、固体表面は、活性化し、周囲の物質(気体、液体、固体)と相互作用(物理化学的反応)します。例えば、固体をボールミ ルなどで粉砕すると、固体は微粉化しつつ、粒子の結晶構造が無定形化して活性になります。この活性(機械的活性)は、ミル運転により生じる衝撃やせん断な どの応力の作用で塑性変形し、格子欠陥、格子ひずみ、非晶質化などの結晶構造の乱れが要因であり、固体内に蓄積される塑性変形エネルギーが解放されること によって発現します。この機械的活性により、粉砕過程で微粒子が付着・凝集したり、異種固体の粉砕では、熱力学的条件が整えば、熱を加えなくとも固相反応 したりすることもあります。
物質に機械的エネルギーを付与する方法は、前記のとおり、電磁波照射や超音波照射がありますが、より効果的な方法は粉砕法です。強力な 粉砕力を持つビーズミルや遊星ボールミルなどは有望なメカノケミカル効果を発揮できる装置です。ただし、メカノケミカル効果は、特別な場合を除き、乾式で の処理がより顕著になります。したがって、当社機器の「アトライタ」、「アルケミ」、「ダイナミックミル」は、メカノケミカル効果を発揮できる装置といえ ます。 以下には、粉砕により発現するメカノケミカル効果・現象を利用した応用例を示します。
■このような方もお問い合わせ下さい
・プラント設計の企業や会社をお探しの方
・プラント設計の施工や流れ、プラント設備や化学プラントの設計、プロセス設計に興味のある方
・メカノケミカル(改質、現象、湿式、粉砕、有機合成)に興味のある方
・メカノケミカルの効果や特徴、合成、処理、メカノケミカル法、メカノケミストリなどに興味のある方
プラント設計に興味のある方も、まずはご相談下さい。
お問い合わせはこちらから
日本コークス工業株式会社 化工機事業部
本店:〒135-6007 東京都江東区豊洲3丁目3番3号 豊洲センタービル
TEL:03(5560)2906
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